花火を綺麗に撮影する為に必要な商品と設定について

花火撮影 サムネ

今日から8月!祭りに花火!
夏は夜間撮影が楽しいイベントが盛りだくさんですよね。
基本的にカメラは暗い場所での撮影が苦手なので、手持ち撮影では、腕というより機体の性能が出やすかったりもします。
そんな中、花火の撮影って難しそう……と思っている方も多いかと。

事前にキッチリ準備をしておけば、花火の撮影も難しくはありません。
それだけでなく、花火の撮影は夜景の撮影などにも応用がきくので、撮影機会があり、撮影したことが無い場合は、試してみることをお勧めします。

今回は花火の撮影方法について書いていきたいと思います。

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花火撮影に必要アイテム

花火撮影に必要のアイテムはこちら。

・カメラ
・レンズ
三脚
レリーズ

以上になります。
カメラという無きゃ撮影出来んやろ!といった要項もありますが、どういったカメラが良いのか、そういった点を踏まえて細かく見ていきたいと思います。

カメラ

カメラは何でも大丈夫です。
コンデジだろうが、ミラーレスだろうが、APS-Cだろうが、フルサイズだろうが、何でも撮影できます。
勿論、画質にこだわるとフルサイズでレンズ交換式カメラという組み合わせが最強にはなりますが、撮影したものをスマホやPCで楽しんだりするのであれば、基本的にどんなカメラを使っても問題ありません。

ただ、シャッタースピードの設定にバルブモードがあると便利なので、そこだけはチェックが必要です。

レンズ

なるべく広角よりのレンズが望ましいです。
コンデジ含むレンズ一体型カメラでは広角端になります。

自分の立ち位置が打ち上げ花火の場所からどれだけ離れているかというのも重要な点になりますが、花火は予想以上に大きく広がるので、広角レンズだと対処しやすい傾向にあります。
35mm換算で35mmより広角な焦点距離を持ったレンズだと良いですが、50mmでも撮れないことはありません。

ちなみに、センサーサイズによる焦点距離の関係は、おおよそですが、APS-Cでは35mm判換算だと1.5x、マイクロフォーサーズでは35mm判換算だと2.0xの焦点距離となります。
下グラフも参照ください。

焦点距離 18 35 50
フルサイズ(※1.0x) 18 35 50
APS(※1) 27 52 75
フォーサーズ(※2) 36 70 100

※1)35mm判換算 1.5x
※2)35mm判換算 2.0x

三脚

綺麗にキチンと撮影したいのであれば、必須になります。
ただ、会場によっては三脚NGの場所もあるので、必ず事前に確認しておきましょう。

花火は見るのも撮影するのも重要なのは“場所”になります。
どこで撮影するのが良いのか。現地の人や、観光サイト等を見て調べると、問題も少なく撮影できるはずです。

三脚の値段はピンキリなので、初めて買う方などどれを買ったら良いかわからない人も多いと思います。
法外な金額のものを購入する必要はありませんが、軽すぎずネームバリューのある三脚を選ぶと間違いないと思います。

耐荷重
・重量、携帯性
・高さ
(・使いやすさ)

耐荷重は持っているカメラ(レンズを含む)重さを余裕でカバーしているかどうかになります。
どれだけコンパクトに持ち運べるか、三脚自体の重さも軽すぎず重すぎずといった点も見ておくと良いです。

フォト用であれば、この辺を押さえておけば問題ないと思います。
使いやすさは突き詰めると値段も高くなっていくので、そこは予算と相談して決めましょう。

なので、三脚は必ず見て触って、納得いったものを買った方が失敗はありません。
面倒でも店頭に足を運びましょう。

レリーズ

レリーズはシャッターをリモートで操作するアイテムになります。
主に三脚で手振れ防止用に使うものになります。

後に説明しますが、花火の撮影は花火を確認しながらシャッタースピードをバルブ撮影で調節していくカタチになるので、レリーズがあるとブレ対策にもなり便利です。(純正、互換品でも2000円~3000円くらいで購入できると思います)

ちなみに、コンデジの場合、専用のレリーズが無いこともありますので、その際は自作する必要があるのですが、ちょっと難しいので、カメラ側の設定だけで撮影しましょう。

撮影設定

花火の撮影はすべてマニュアルで設定します。
最近のカメラは優れているので、花火撮影モードなど便利な機能もたくさんありますが、自身でマニュアル撮影した方が失敗が少ないと思います。

撮影はMモード

シャッタースピードも絞りも全てマニュアルで設定します。
なので、撮影モードはM(マニュアル)モードにします。

露出は絞りとISO感度

明るさは絞りとISO感度で調節します。
花火撮影での代表的な設定は、

絞りF11、ISO感度100

になります。

長時間露光になるので、ISO感度は標準である100、さらにF値を絞って撮影します。
F11でも明るすぎる場合はもう少し絞って撮影します。

花火の描写はシャッタースピード

どこまでシャッターを開けているかで、花火が花開いていく様子を撮影出来ます。
なので、1s~3sくらい。打ちあがりから撮りたい場合は、5s~10sくらいになると思います。

長すぎると、明るすぎてしまうと思うので時間帯や入る風景などを考えながら時間を調節していくのがベストです。
シャッターはレリーズを使って手動でバルブ撮影すると好きなタイミングでブレずに撮影出来るので是非用意しましょう。

スターマインなどの連続花火を撮影したい場合は、F値を絞っても明るすぎてしまう可能性があるので、NDフィルターを用意して減光してあげる必要もあります。

ピントの設定はMFで事前に調節

花火は一瞬なのと、光点なので、AF(オートフォーカス)での撮影はとても難しいです。
かといって、MF(マニュアルフォーカス)で一瞬でフォーカスを合わせるのも難しいですね。

なので明るいうちに設置位置から、遠くにある建物等にピントを合わせてフォーカスリングを調節しておきます。
撮影時はF11なので被写界深度が深く、さらに遠くのものを撮影するので、距離が違っていてもそこまでピントズレが気になることはありません。
調節しましたら、パーマセルテープなどでフォーカスリングが動かないようにとめておくと誤操作でズレる心配がありません。

もうちょっと正確にするには、打ちあがる場所がわかるのであれば同程度の距離にあるもの。
または、事前設定しておいて、花火が開いたときに微調整するといった感じになります。

撮影データはRAW形式

RAW形式で撮影しておけば、光量やホワイトバランスを後で調節出来るので、その場で焦って設定する必要もないのでお勧めです。

ノイズリダクションはOFF

ノイズリダクションとは、デフォルトではONになっている機能で、長時間露光する際に自動でノイズを少なくする機能になります。
ただ、そのノイズリダクションに要する時間は、シャッタースピードとほぼ同時間。つまりシャッタースピード3秒であれば、その後、ノイズリダクションが3秒かかり、次の撮影に写れるのは6秒後になるわけです。

花火の撮影では打ち上げまでの時間が読めないので、決定的な瞬間を逃さないようにノイズリダクションをOFFにしておきます。
RAW形式で撮影しておけば、Adobe Lightroom等のRAW現像ソフトにノイズ除去機能があるので、そういった意味でもRAW形式での保存が便利になります。

開始直後は調整時間

準備も設定も終わり、さぁこれから撮影するぞー!となっても、画角が良くない!とか明るすぎる!など色々なトラブルが発生します。
なので、花火開始直後の10分、20分はテスト撮影と思いながら微調整してベストな設定に仕上げていきましょう。

終わり間際は撮影を遊んでみよう

撮りたい大玉花火がある場合を除いてずっと撮影していると凄い枚数になっていると思います。
花火写真はもういいかな~となったら、ちょっと変わった花火写真を楽しんでみましょう。

有名なのは露光中にズームリングを回しながら撮影するというもの。
勿論ズームリングでないとできませんが、長時間露光撮影の際、ズームリング移動はビームのようになって面白いので、事前に試してみると良いと思います。

花火で照らされる風景や屋台などを撮影しても、花火が写ってない花火を感じさせる写真も良いと思います。

最後に

「準備するものも色々あるし、設定も複雑。簡単だって言ったけど、なんだかやっぱり難しそうだー。」

すべてマニュアルで撮影するとなると不安なことも多いかもしれませんが、マニュアルは自分自身で自由に表現出来るし、AFの誤作動もないのである意味正確です。
こういった経験は、夜景や夜空、天体撮影にも活きてくるので、是非試してみることをお勧めします。

「三脚買うのも、レリーズ買うのも嫌だし、持っていくのも面倒だ!」

わからなくもないです。
お祭りにガッツリ装備はちょっと。一人ならまだしも誰かとだったら、お前は何しに来たんだ?ってなりますしね。(同じ花火なのにね)

勿論、カメラ単体で挑んでも撮影は出来ます。
体でカメラをガッツリホールドし、ギリギリ手振れしないシャッタースピード(1/30くらいが限界?)で撮影すればいけるかと。(慣れてる人はもちょっとシャッタースピード早められるかも)
何かの上に置いて撮影すると固定は出来ますが、落下や盗難の危険性があるのでお勧めしません。

最近のカメラは手振れ補正も優秀ですし、高感度も強いモデルが多いので、カメラ単体でも綺麗な花火を撮影することが出来ると思います。
コンデジでも手軽に撮影出来るので、マナーを守って楽しく撮影してみましょう。


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