高感度カメラはなぜ高い?その仕組みについて調べてみた。

高感度カメラ高い理由 サムネ

天候は一足先に夏本番を迎え、猛暑日が続いております。

夏に限ったことではないのですが、夏は花火にお祭りに、夜の楽しいイベントが多いですよね。
楽しい思い出を写真で残したい!と思う方も多いと思います。

でも暗い中でも写真撮影って難しいですよね。
手振れしてしまったり、明るく撮ろうとしてノイズが目立ったり。
フラッシュを使っても、なんだか撮りました感が強い写真になってしまったり。

一般的に、カメラは暗い中での撮影を得意としてません。
でもカメラの中には暗所の撮影に強いモデルがあります。
それが“高感度カメラ”と呼ばれるものになります。

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高感度カメラとは

暗所画像

高感度カメラとは、先ほど言った通り暗い状況下でも綺麗に写真撮影出来るカメラになります。
もうちょっと詳しく書くと、暗所撮影でもノイズが少なく、画質の良い写真が撮影出来るカメラということです。

ではどういったカメラが暗い場所に向いているのか?
一般的に暗い場所でも明るく撮影出来るカメラの条件というものがあります。
それがセンサーサイズと画素数、+αです。

一般的に暗所撮影に強いカメラの条件

人の目も同様に、カメラも光が無ければ撮影することが出来ません。
光をどれだけ取り込むことが出来るかで、撮影した写真の画質が決まってくるわけです。

つまりシャッタースピードを遅くしたり、バルブ撮影すればそれだけ光情報を得ることが出来るので、暗所でも明るく撮影が出来ます。
でもそれは三脚にカメラを固定して撮影する場合のお話で、手持ちとなると、確実にブレてしまいます。

シャッタースピード以外、つまりカメラの性能で必要な条件とは何なのかを見ていきます。

センサーサイズ

センサーサイズの受光面積比較

センサーはレンズを通して光情報を受光する場所になります。
つまり、この面が大きければ大きいほど光を得られるので、その分明るく撮影出来るということになります。

フルサイズカメラが高感度に強いと言われる理由の一つはこれにあたります。

1画素当たりの受光面積

最近のカメラですと、コンデジでも2000万画素越えモデルが多いですよね。
これは解像度を表す単位になり、センサーに搭載された画素数、つまり“素子の数“になります。
フルサイズカメラ 2400万画素でしたら、フルサイズセンサーに2400万もの画素が搭載されていることになります。

机上の話になりますが、同じセンサーサイズでも画素数が少ないと、1画素の受光出来る面積が大きくなります。
つまり、画素数が少ないほど光が取り込めるというわけです。

1画素あたりの受光面積

上図のように同センサーサイズにて、わかりやすいように総画素数が4倍違ったとします。
すると、1画素あたりの受光面積は画素数が小さいほうが大きくなるわけです。
(高感度の条件はこれだけではないので、画素数が少なければ良いという問題でもありません)

Nikonのフルサイズカメラのフラッグシップ機であるD5は約2082万画素、Canonのフルサイズカメラのフラッグシップ機であるEOS-1DX MarkIIは約2020万画素になります。
3500万画素や4000万画素の高解像度カメラが発売される中で、フラッグシップ機がこの画素数である理由がわかりますね。
勿論、画素数は奥が深く、これだけの理由ではないですし、今後はもっと高画素でも高感度に強いモデルが出てくるとは思います。

高画素っていいの?高画素カメラのメリット、デメリット

2017.10.31

+α

一般的には上記に上げた条件になりますが、それに加えて、より集光できる設計であったり、ノイズを軽減するシステムであったり、カメラによって高感度に撮影出来る為の技術がプラスされています。
これにより、暗所でも綺麗な画質で撮影出来るカメラになるわけです。

超高感度カメラ

超高感度カメラ

SONYのα7Sシリーズや、PanasonicのGH5Sは超高感度カメラと呼ばれ、“暗所撮影に特化した”カメラになります。

SONY α7S(初代)はフルサイズセンサーのカメラで、有効画素数は約1220万画素になります。
これは先ほど説明しました、1画素当たりの受光面積を大きくするためになります。

PanasonicのGH5SはMFT(マイクロフォーサーズ)センサーのカメラで、有効画素数は約1028万画素
こちらもカメラも同様になります。

ちなみにセンサーサイズは、フルサイズ > APS-C > MFT となるので、α7Sに分があるように思えますが、そこは“+α”が異なってくるので、MFTのGH5Sでも素晴らしい高感度特性を持っています。

ただ、こういった超高感度カメラはどうしても集光の為、画素数が低くなります。
なので、写真撮影というよりは、高画素を必要としない動画撮影向きとして作られていることが多く、α7SもGH5Sも動画機として人気が高いカメラとなります。

不得意を得意にする為の価格帯

先ほども書きましたが、一般的なカメラは暗い中での撮影を得意としてません。
手振れをしない為にはシャッタースピードを遅く必要があり、そうすると手振れの恐れが増します。
シャッタースピードを維持する為、ISO感度を上げると今度はノイズがひどくなります。

こういった不得意分野を得意分野に変えるには、SONYのα7SやPanasonicのGH5Sのように、カメラの根底から変えていく必要があるわけです。
そういった経緯で、どうしても値段が高くなってしまうわけです。

カメラ 価格※
SONY α7SII 297,220円
Panasonic GH5S 296,700円

※2018年7月 ヨドバシカメラ価格

何を求めるかでカメラ選びが変わる

最近のカメラは高感度の性能も上がってきているので、高感度特化モデルではなくても、暗所でも綺麗に撮れるカメラは増えてきています。
でも、何かを特化させると、何かを捨てざるを得ないことも事実です。

自分が何を撮影したいか。どういった状況下での撮影が多いか。
レンズも重要ですが、解像度や高感度はカメラ選びが大事になってくるので、そういった点も踏まえて選んであげる必要があります。

なぜこのカメラがこの値段なのか。
そういったこともキチンと理解しながら選ぶと、より自分にあったカメラが何かがわかってきますね。


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