梅雨時期、撮影したいのにしにくい環境がちょっと嫌ですよね。
雨だからこそ撮影できる写真も多いですが、カメラの持ち運びが少々厄介になる季節ではあります。
今回は曇り空でどんよりしてしまった風景を「色相」や「彩度」を調整して、色鮮やかな写真に仕上げていきたいと思います。
自動補正を使って全体を整える

今回、使用する写真はこちらになります。
千葉県のドイツ村に行った時に撮影した一枚。
曇っていてなんだかモヤっとしているので、鮮やかに仕上げたいと思います。
「Adobe Lightroom Classic CC」には「自動補正」という便利な機能があります。

クリック一つで明るさを適正なバランスにしてくれる優れものです。
自動補正を使用してみた結果がこちらになります。
白飛び、黒潰れ等せずに階調も豊かになりました。
凄い機能ですよね。
色相や彩度を調節して色鮮やかに仕上げる
「自動補正」のおかげで階調は豊かになりましたが、もう少し明るくしたいので、トーンカーブと露出光を調整します。
バランスを見ながら、ハイライトや黒レベルなども調整します。

色相、彩度を調整して芝の緑などを鮮やかに仕上げます。

色相・彩度・輝度はタブ表示させるより“すべて”として一ページで見た方が個人的には調整しやすいです。
タブだと、今調整しているのが何なのか迷いやすいので。

大分明るく、鮮やかになってきました。
最後に空を段階フィルターを用いて仕上げたい青いグラデーションにして、彩度などのバランスを整えたら完成です。


まとめ
自動補正がとても便利で、最近は以下の手順でRAW現像を行っています。
- ホワイトバランス
- 自動補正
- トーンカーブ +微調整
- 色相、彩度、輝度
- 微調整
トリミングや部分的な補正が必要な写真もありますが、大まかな流れがわかっているとRAW現像のスピードが上がります。
まだ使用したことない方は、是非「自動補正」をお試しください!
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