確かな描写力とマニュアル操作が楽しいα7用単焦点レンズ「Carl Zeiss Loxia 2/50」

loxia 2/50 サムネ

CP+2018にて、ワールドプレミアアワードを受賞したミラーレス一眼カメラ「α7III(ILCE-7M3)」が売れ行き好評のようです。
35mmフルサイズセンサー搭載しながら比較的コンパクトなサイズ感、静止画は勿論、動画も楽しめる高性能、それでいて機能美を追及したボディデザインはSONYならではのこだわりを感じさせてくれます。
レンズも豊富ですし、人気が出るのも納得です。

ちなみに、当ブログのα7用お勧めレンズ紹介もたくさん閲覧いただいており、初めて購入した方も多いと思います。
そんな初めて購入した方や、購入検討している方、単焦点レンズをお探しの方に、今日は、私が愛用しているSONY フルサイズEマウント用レンズ「Carl Zeiss Loxia 2/50」をご紹介したいと思います。
標準域の単焦点をお探しの方は是非、選択の一つとして参考いただけたら幸いです。

Loxia(ロキシア)とBatis(バティス)

カールツァイスはカメラ、映写機用としては勿論、顕微鏡や医療などの分野でも高品質な商品を提供している光学機器メーカーになります。

SONYでは「SONY ZEISS(ソニーツァイス)」と呼ばれる、カールツァイスの厳しい品質規格のもとに、ソニーの製造拠点で製造されたレンズがあります。
フルサイズ専用では「SEL50F14Z」、「SEL1635Z」、「SEL55F18Z」、「SEL35F28Z」、「SEL2470Z」の計5本発売されています。

上記はソニーが製造しておりますが、それとは別にCarl Zeiss(カールツァイス)が製造販売している純正のソニーFEマウントレンズに「Loxia(ロキシア)」「Batis(バティス)」というシリーズをあります。ちなみに、どちらも単焦点レンズになります。

焦点距離等の違いはありますが、簡単にシリーズの説明をすると、

Loxia MFのみ
Batis AF,MF

「Loxia(ロキシア)」シリーズはAF(オートフォーカス)に対応しておりません。

現行品でAF非対応というのに驚く方も多いかもしれませんが、フィルム時代からレンズの製造をしているCarl Zeiss(カールツァイス)ではMF(マニュアルフォーカス)が当たり前であり、むしろCarl Zeiss(カールツァイス)製のレンズでAF対応である「Batis(バティス)」の方が目新しい感じを受ける方も多いのが事実です。SONY ZEISS(ソニーツァイス)は全てAF対応しております。

現在(2018年6月)では「Batis(バティス)」シリーズにて標準域の単焦点は発売されていない(※)ので、Carl Zeiss(カールツァイス)純正FEマウント標準域の単焦点レンズを購入検討すると、必然的に「Carl Zeiss Loxia 2/50」に絞られます。
※……Batisシリーズに40mm単焦点レンズが加わる予定(あくまで予定です)

カールツァイス Carl Zeiss Loxia 2/50

loxia 2/50 画像01

「Loxia(ロキシア)」シリーズには、21mm/25mm/35mm/50mm/85mmの5つの焦点距離があり、今回紹介する50mmは代表的な標準域レンズになります。
前置きが長くなってしまいましたが、本題である「Carl Zeiss Loxia 2/50」をご紹介していきます。

レンズ接着面はブルーのゴムが施してあり、ツァイスレンズが長年の使用に耐える確かな品質を考えて製造しているということを垣間見れます。
レンズフードは筒形で、真鍮で出来ており、丈夫且つ高級感があります。

F値は2.0から22までの間で調節が可能で、絞りリングはDeClick(デクリック)機能を搭載しており、調節時のクリック音を無くし滑らかに絞り調節することが可能です。
フォーカスリングも丁度良い滑らかさで、α7iiのフォーカスアシスト(フォーカスリングを調節する際、拡大される)を用いれば、マニュアルでもフォーカスを合わせやすいです。

常用レンズと丁度良いサイズ感

loxia 2/50 画像02

α7シリーズはレンズ接着面のオレンジとブルーのコントラストがとても格好いいです。

α7II Loxia 2/50
重量 約599g 約320g

レンズ重量は約300gとフルサイズ用レンズとしては軽すぎず重すぎずといった感じですが、サイズ自体は比較的コンパクトなので、他レンズと一緒に持ち運んでも苦にはなりません。

loxia 2/50 画像03

持った感じのボディとのバランスは良いのですが、下に置いたときにお辞儀をしてしまうのがちょっと残念なポイントです。

ツァイスレンズの確かな描写力

α7IIに「Carl Zeiss Loxia 2/50」を装着して撮影した作例を見ていきたいと思います。

作例01 作例02 作例03 作例04 作例05 作例06 作例07 作例08 作例09 作例10 作例11 作例12 作例13

最短撮影距離の壁

私がこのレンズを使用していて唯一困る点が最短撮影距離になります。
「Carl Zeiss Loxia 2/50」の最短撮影距離0.45m。
焦点距離50mmという画角を考えると、座った状態でご飯などのテーブルフォトはかなり厳しいです。
常用レンズとして使用していると、こういった近くのものを撮影したい場面がちょこちょこ現れるので、その際は必然的に自身が動いて構図を考えないといけません。

このレンズに限った話ではないのですが、常用レンズとして使用したい場合、最短撮影距離はチェックしておくと良いと思います。

スチルも動画もこれ1本

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先ほども紹介したDeClick(デクリック)機能を搭載しているので、「Loxia(ロキシア)」シリーズは動画用としても人気の高いレンズになります。
スチルも細かなところまでしっかりと描写し、独特の空気感を演出してくれる表現力の高いレンズになります。

レンズ内手振れ補正はありませんが、α7II以降ならボディ内手振れ補正が効くので、ブレに関しての心配はある程度軽減できます。

勿論、MFなので慣れが必要ですし、慣れていても動体に咄嗟にフォーカスを合わせるのは至難の業です。ピントズレなんて日常茶飯事。
F値が小さいと被写界深度の浅くなるので、F2.0で撮影しているとかなりシビアです。
でもそんな失敗写真ですら愛おしくなるレンズです。

動体についてはシビアな面もありますが、MFしやすいレンズではあるので、初めてのMFレンズとしてはとても最適だと思います。

α7用の50mm単焦点レンズは種類が増えましたが、もし「Carl Zeiss Loxia 2/50」が気になったのなら、描写に関しては絶対に満足のいくレンズなので、参考にしていただけたらと思います。


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