初めに、今回はデジタル一眼レフよりミラーレス一眼の方が優れている!という話題ではありません。
私自身、デジタル一眼レフを愛し、両方使ってきた感想をもとにお伝えしたい話になります。
こんなお題を付けるのは、本来プロカメラマンだったり写真で食べている方が言うセリフですよね。
説得力に欠けるかもしれませんが、もしどちらかでお悩みの方がいましたら参考になれば幸いです。
カメラ歴
私の使用カメラは、
Nikon D90 → Nikon D610 → SONY α7M2 → FUJI X-PRO2
といった感じ。
カメラのジャンルで表すと、
一眼レフ(APS-C) → 一眼レフ(フルサイズ) → ミラーレス(フルサイズ) → ミラーレス(APS-C)
こんな感じになります。
これには理由があり順々に見ていきたいと思います。
憧れのデジタル一眼レフ、憧れのフルサイズ

マニュアルの一眼レフを使っていたので、カメラってファインダー覗いて撮ることが当たり前だと思ってました。
それこそが撮影の醍醐味だと。
なので、初めてデジタルカメラを購入する際もデジタル一眼レフしか目に入りませんでした。
カメラを手にし、趣味としていると、誰もが憧れるであろうフルサイズ。
当時の自分はフルサイズにすると、今よりももっと綺麗な写真が撮影出来る!程度の考えだったと思います。
そんな浅はかな考えから、本来だとAPS-Cの中級機へ移行するのが順当の予定が、フルサイズの入門機へ高飛びしました。
購入当時、最新機だったこともあり、初めてのフルサイズは描写力は勿論、機能もかなり優れていて、素人目でも良くなったことは確かです。
ただ、優れすぎていて、多分使いこなせてなかったかと。
そんなお気に入りだったフルサイズの一眼レフを手放し、ミラーレスに移行した理由とは。
一眼レフは大きい

一眼レフはミラーレスに比べ、ビューファインダーの構造上、どうしてもボディが大きくなります。
APS-Cセンサーなどでは重量が軽くコンパクトなモデルも多いですが、フルサイズ機は重量級が多いです。
安定や頑丈さも含まれますからね。
更に、レンズも大きく、重くなります。
私が使っていたNikonのD610の時はSIGMAの50mmの単焦点レンズを常時付けていたので、総重量1kgは軽く超えてました。
写真をもっと楽しみたい!と思い切って買ったカメラも、そのデカさや重さから持ち歩かなくなっていきました。
これではせっかく買ったカメラが勿体なく、常時持ち歩きたいという理由から手放すことを決意。
その時グイグイきていたのが、ミラーレスながらフルサイズセンサーを搭載したSONYのα7シリーズです。
NikonのD610でフルサイズの魅力を肌身で感じていたので、フルサイズながらコンパクトな形状のミラーレスであるSONYのα7M2に買い替えました。
フルサイズはレンズが高い

SONYのα7M2は、液晶ビューファインダーも綺麗で、ミラーレスであることを忘れそうなぐらい使い勝手が良いです。
フルサイズセンサー搭載ながらコンパクトな形状で持ち歩きも苦ではなくなりました。
勿論、今でも愛用しています。
そんな中、FUJIのミラーレスにも手を出した理由は、レンズの値段。
一般的に、センサーサイズが大きくなるにつれ、レンズの値段も上がっていきます。
これはNikonのD610を使用していた時にも思っていましたが、Nikonはレンズが豊富で比較的安価なレンズも手に入りました。
しかし、SONYのα7シリーズは当時、深刻なレンズ不足であり、どれも高かったんです。
今では少々安価なレンズも加わってきましたが、良いなと思うレンズは基本的にカメラ一台買えてしまうのでは?と思えるほど高いです。
レンズ性能がどれだけ写真に影響するかを理解し始めたときだったので、何本か頑張ってレンズを揃えましたが、欲しいレンズを揃えるのにあと何年かかるのだろうと思った時、センサーサイズをAPS-Cやマイクロフォーサーズにすればもっとたくさんのレンズを楽しめるのではと思いました。
そんな時にFUJIのミラーレスX-Pro2に出会ったわけです。
ミラーレス戦国時代
カメラ界はミラーレス戦国時代。
一昔前までミラーレスは、レンズ交換も出来てコンパクトで簡単に綺麗な写真が撮影できる!みたいな、完全に一眼レフのターゲット層とは異なった打ちだしとなっていました。
それが、カメラ性能が上がってきたことにより、SONYやOLYMPUSを筆頭にミラーレスのハイクラス機を各メーカーが出し始めたのです。
つまり今までの一眼レフのターゲット層にミラーレスも入り込んできたわけです。
一眼レフとミラーレスの大きな違いは、ボディの大きさや、機能ではなく、操作性。(と私は思います)
一昔前までのミラーレスはライトユーザー向けな作りとなっており、簡単操作をメインに作られていました。
現在でもそういったモデルはございますが、ハイクラス機ではシャッタースピードや絞り、ISO感度など、細かな調整をしやすいモデルが多くなってます。
・簡単に綺麗に撮影できるカメラが欲しい
・撮影したい写真があるので、色々操作したい
というように、ターゲット層の違いですよね。
それくらいミラーレスの需要が高まっているということです。
まとめ
そんなこんなで、今、私はミラーレスを愛用しています。
大きさや値段などを考慮したら、結果手元にミラーレスがあったという感じです。
なので、これはあくまで私の話になります。
一眼レフカメラも勿論好きですし、欲しいカメラもたくさんあります。笑
堅牢性という観点からは一眼レフの方が強い気がしますし、どんな環境下でもタフに使えそうですしね。
どのカメラにも一長一短がありますので、自分の用途や考えにあったカメラをキチンと考えてあげることで、私のような無駄な出費?を抑えられるはずです。
カメラ選びってとっても悩むと思いますが、この悩みもカメラの楽しみでもあるので、是非色々悩んでベストパートナーを見つけてみてください。
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