綺麗な空を撮影したら、写真に黒い点がチラホラ。
気にしなければ気にならないけど……、ちょっと気になる。
これって何だろ?
こんな経験ありませんか?
いくつか原因が考えられますが、大きな要因としてセンサーの汚れがあげられます。
センサーのお手入れをしよう
レンズ交換式カメラは、センサーに入り込んだ光をデータとして取り込みますが、このセンサーに汚れがあると、汚れも取り込んでしまいます。

上の図は極端ですが、こういった状況で写し出される写真に影響されてくるわけです。
わかりやすいように汚れをデカくしてますが、実際はかなり小さい汚れになります。
この汚れは何かというと、塵や埃。
主にレンズ交換の際、空気中に浮遊している埃が入り込むことにより付着してしまうのが原因です。
先ほども記載したように、この汚れは写真で見ても小さくあまり気が付かないことが多いです。
なので真っ白な壁、真っ青な空、澄み切った夜空などを撮影すると、汚れが目立ったりします。
画像編集ソフトを使用すれば、汚れを取ることは難しくはありませんが、何十枚、何百枚ともなると、ちょっと厳しいですね。
先ずは、お使いのカメラのセンサーが汚れているのか確認する必要があります。
汚れの確認方法
カメラの撮影モードを絞り優先にし、F値を限界近く(F20~)まで絞り、白紙を撮影します。
絞り値を上げる理由は、被写界深度を深くすることで、ぼやけてわかりにくかった汚れなどをわかりやすくする為です。
センサーのお手入れ方法
家電量販店のカメラコーナーに行くと、センサーのクリーニングキットが販売されています。
商品によってクリーニング仕方が異なりますが、一般的に棒のようなものでセンサーを掃除してあげます。
センサーサイズに合ったヘラのようなもので、センサーを掃除するものもあります。
家庭にあるもので掃除しようといった記事も見かけますが、センサーやその上のフィルターを傷つけたりしない為にも、市販品を使用することをお勧めします。
クリーニングは簡単、修正は大変
デジタル一眼レフカメラを使用していた時は全く気にならなかったのですが、ミラーレス機を使用し始めてから、汚れが気になるようになりました。
それは、単純にレンズ交換の頻度が上がったこともありますし、ミラーレス機の方がセンサーに汚れが付着しやすいこともあります。
汚れはカメラのモニター上では絶対にわかりません。
いい写真が撮れたなぁーと思ってパソコンのモニターで確認してガッカリ、画像修正にアクセク。
画像編集ソフトもどんどん優れてきており、ちょっとした汚れなどを修正することは簡単になってきてますが、それでも枚数が増えていくと大変です。
そんなことにならないように定期的にクリーニングをしてあげましょう。
勿論、レンズにも埃や塵が入りやすいので、レンズ交換の際はブロワーなどで埃や塵を飛ばしてあげると良いと思います。
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