脱カメラ初心者!焦点距離50mmの単焦点レンズで効率よくカメラの基礎の知識を深めよう!

単焦点レンズのススメ サムネ

私はレンズの中でも単焦点レンズが大好きです。
その中でもとりわけ焦点距離50mmの単焦点レンズを好んでよく使います。

単純に写りが好きというのもありますが、初めて一眼レフカメラを購入したときに使用していたのが単焦点レンズで、カメラの基礎知識を学びやすかったというのが大きいです。

今回は単焦点レンズの魅力について語りたいと思います。

とその前に……。

レンズってどんな種類があるの?

レンズ交換式カメラのレンズには様々なレンズが用意されています。
焦点距離によって大きく分けられます。

  • 広角レンズ
  • 標準レンズ
  • 望遠レンズ
焦点距離別レンズの種類

他にも、被写体を同サイズで撮影することができる(最大撮影倍率が1:1かそれに近い)マクロレンズや、超広角に写る魚眼レンズや、レンズの光軸と撮像面を意図的にずらせるシフトレンズなどの特殊レンズもあります。
それぞれのレンズには特徴があり、どんな用途に適しているのかを知ることで、レンズの特性を活かした撮影が可能になります。

ズームレンズと単焦点レンズ

焦点距離によってレンズの種類が大きく分けられますが、その中に焦点距離が決められている単焦点レンズや、焦点距離を変えることができるズームレンズが含まれます。

焦点距離50mm付近は標準とされるので、35mm、50mmなどは標準域の単焦点レンズとされ、24-70mmなどは標準ズームレンズと呼ばれます。

レンズと価格

レンズ交換式カメラの場合、何本か状況に応じてレンズを用意すると思いますが、カメラ本体価格と比べると1本の価格が高く感じると思います。

レンズの内部はその焦点距離にするため、何枚もの凹凸レンズを組み合わせて出来ています。
つまりとても複雑で繊細な技術が必要とされるので、結果的に高くなるんですね。

その組み合わせは焦点距離だけではなく、F値にも影響してきており、これが最も値段に反映されているポイントになります。
一般的にF値が低い、つまり明るいレンズは高くなるのはこの為にです。
特にズームレンズは構造上、内部のレンズの組み合わせが増えレンズそのものが長くなり、暗くなりがちです。
その為、ズームレンズで明るいレンズはとても高いです。

補足
色々なメーカーでF4通しの広角、標準、望遠レンズと、F2.8通しの広角、標準、望遠レンズを出しており、これは小三元レンズ大三元レンズと称されています。大三元レンズは小三元レンズの2倍以上もの価格がつくものも多く、特にズームレンズに関して明るいレンズは高いことがわかると思います。その為、憧れのレンズとして、大三元レンズが上げる方が多いのはこの為です。(小三元も高いですけどね)

単焦点レンズの魅力

単焦点レンズにはたくさんの魅力がありますが、その良さについて挙げていきたいと思います。

明るいレンズが多く、ボケ感を活かした写真を撮影できる

単焦点レンズは、F1.4〜F2.8くらいの明るいレンズが多いことが特徴的です。

明るいと暗所での撮影に強く、さらにF値が低いとボケ感のある撮影も可能なので、表現の幅も広がります。

描写性能がすぐれ、且つコンパクト

先ほども書いたように、複雑な構造を持つズームレンズとは異なり、単焦点レンズは比較的シンプルな構造になり、コンパクトで描写に特化した設計をしやすいのが特徴的です。
その為、価格の割に描写性能が優れたレンズが多くなるわけです。

もちろんズームレンズでも優れた描写性能を持つレンズがありますが、必然的に高額になっていきます。
同じ価格帯の単焦点レンズとズームレンズを比べた時、描写性能だけ見るなら、単焦点レンズの方が軍配が上がるでしょう。

単焦点レンズのデメリット

単焦点レンズにもデメリットがあります。

単焦点レンズはズームが出来ないので、焦点距離を変えるには、レンズを交換することになり、画角を即座に変えることが難しくなります。
その点、ズームレンズは素早く画角を変えて撮影することが可能になります。
また、決定的な瞬間にズームレンズなら焦点距離を調整できるので、シャッターチャンスを逃しにくくなります。

旅行などで、標準ズームレンズがお勧めされるのは、広角も中望遠にも対応でき、風景や集合写真から、被写体をクローズアップする撮影も可能な点にあります。

焦点距離50mmの単焦点レンズがお勧め

特にこれからカメラを始めようという方に、焦点距離50mmの単焦点レンズをお勧めします。
この場合、35mm換算での焦点距離50mmになるので、APS-Cセンサーの場合は、焦点距離35mmと記載があるものが一番、焦点距離50mmに近くなります。

センサーサイズに関しましては、こちらの記事をご参照ください。

【カメラの選び方】イメージセンサーについて

お勧めする理由は以下になります。

ズームを考えなくて良い

ファインダーを覗いて構図を考える際、ズームができると画角が変わるので、自ずと選択肢が増えます。
これは勿論良いことなですが、カメラを始めたばかりだったり構図を勉強している時は、画角が定まっていた方が構図を決めやすくなります。

また、画角に上手く収まらなければ、立ち位置を変えたり、アングルを変えてみたり、自分の足を使って構図を決めていくので、より体感的に構図を考えられるようになるわけです。

人間の視野に近くイメージしやすい

焦点距離50mmは人間の視野角に近いと言われています。
つまり誇張しすぎない自然な雰囲気の写真を撮影できるわけです。

良い悪いではなく、広角レンズでの壮大な風景写真や、望遠レンズでの野鳥などの写真は、“The 写真”という感じですよね。
これに対し、焦点距離50mmは人間の視野角に近く、実際に目で見ている景色を切り取ったようになるわけです。
人間の視野は水平約100°、上下約60°になるようで、その中で見たい対象を選んでハッキリと見えているのが、焦点距離50mmに近い画角になるということです。
なので、カメラのファインダー越しで見ると、結構狭い印象を受けますが、それはボンヤリとした部分がトリミングされているからになります。

情報量を少なくできる

先ほど、“誇張しすぎない自然な雰囲気の写真を撮影できる”と書きましたが、これは悪く言うと“平凡な写真になりやすい”とも言えます。
綺麗に撮れているけど、なんか普通だなとなりやすいわけです。

なので、自然と構図を意識し始めます。
被写体をここに置くとなんか全体的に良くないなーとか、窮屈だなーとか。

構図を勉強しなくても、いつの間にか構図を考える力がつくわけです。
ズームを考えなくて良いのもプラスになっているわけです。

結果的に情報量を少なくし、何を見せたいのかといった写真を撮影するようになるわけです。

絞りやシャッター速度の特性を学びやすい

暗いレンズだと、必然的に絞りやシャッター速度が決まってきてしまい、意図した写真を撮影できなくなったり表現が限られてきてしまいます。

単焦点レンズにはF値が明るいものが多いので、適正露出にするにあたり、絞りとシャッター速度の組み合わせが増えるわけです。
結果、表現の幅も広がるので、絞りやシャッター速度などの特性も学びやすくなるわけです。

F値が低いとボケ感のある写真が撮影できるので、被写体をクローズアップしやすかったり、非日常的な写真を撮影できるのも利点です。

比較的安価なレンズで導入しやすい

カメラを購入する際、キットレンズはズームレンズであることが多いので、レンズを追加購入するのは躊躇うかもしれません。

ですが、各メーカー、焦点距離50mm(APS-Cでは焦点距離35mm)の単焦点レンズは入門レンズとしてかなり安価なレンズを用意してくれています。

それでいて価格以上の写りを見せるので、本当にコストパフォーマンスが良いです。
カメラを初めて購入する際、ボディを単体と標準単焦点レンズを1本買うのもありだと思います。

最後に

「ダカフェレンズ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。

ダカフェ日記というブログがあり、そこでアップされていた画像がとろけるような綺麗なボケ感の写真を多数上げており、カメラ好きを魅了していったブログです。確か、書籍にもなっています。

その時、ダカフェ日記にて使用されていたレンズが、シグマの30mm F1.4 EX DC HSM。 F1.4という明るいレンズになります。
ダカフェ日記と同じような写真を撮りたいと、このシグマのレンズが爆発的に人気となり、「ダカフェレンズ」とまで呼ばれました。

単焦点レンズには、焦点距離50mm以外にも23mm、35mm、85mm、135mm、など、様々な焦点距離の単焦点レンズがあります。
50mmは標準レンズとしてお勧めですが、撮影したい目的に応じて、いろいろなレンズに挑戦してみると面白いと思います。

ぜひお試しください!

単焦点レンズのススメ サムネ

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